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知的財産権講座(33)

和歌山大学顧問

杉本特許事務所所長弁理士 杉本勝徳

「こんな発明あんな特許」(1)
タクシーに乗り降りするときに、ドアは自動的に開くものだと日本人誰もが思っています。
このタクシーの自動ドアは昭和40年代に日本で発明され、多くの特許が日本だけではなく十数カ国の
外国でも特許取得されました。
それから50年近く、日本でのタクシーの自動ドアは日本の優れた文明であり文化として日本の国民に
定着しています。

ところが外国では全く自動ドアのタクシーがありません。これは外国旅行された方なら何方でも感づかれていることだと思います。
欧米は勿論、南米、中東、東南アジア、オーストラリアそして何でも日本の真似をする近隣諸国でも
存在しません。こんな便利なツールが何故外国では採用されないのか不可思議と言う他ありません。

昭和40年代の後半には、ドイツや他の欧州諸国へ普及のために訪問しましたが、一旦採用したタクシー会社がキャンセルしてくることが多く、結局、日本以外の国では根付かなかったのです。
その理由と特許の話しは次回にしたいと思います。

前回のコラムはこちら

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