タクシーの自動扉は40数年前に私共の事務所で多数の特許を取得し、世界20ヵ国でも特許を取得しました。 しかし残念ながら、その後この自動扉をタクシーに採用した国は日本以外にありません。
その理由は今もよく分かりませんが、ただ一つ言えることは、日本は或いは日本人は 外国人と考え方が異なり、日本の常識は外国の非常識とよく言われることに象徴され ています。
特許の世界からみても日本は平成18年頃までは世界一の特許出願国でした (年間特許出願件数44万件)。
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しかし、令和3年度は日本の特許出願29万件、中国は150万件、アメリカ60万件と、日本の 世界一は何処かに行ってしまい、特許出願件数においても国力の停滞が一目瞭然です。
日本の特許出願件数世界一は昭和30年代から50年以上も続き、それが今日の日本の技術大国と経済発展の 牽引車であった訳です。
しかしこの数年を見る限りに置いて、日本はアメリカは勿論中国にも大きく引き離されて、技術大国の看板を下ろす だけではなく、経済発展も停滞していることになります。
もの作りが外国に移ったとしても、知的財産権に関する創意工夫は日本人の本質であることに変わりはありません。 日本の中小企業は国内を中心に物作りを進め、徐々に外国にシフトしなければなりません。
この技術開発のお手伝いをするのが杉本特許事務所の使命であると考えています。
幸いに我が事務所は23名のスタッフで、電気、機械、化学、バイオ、意匠、商標、著作権、不正競争防止法等に おいて充分の処理能力を有しております。
どうか何なりとご遠慮なくご相談されることお待ちしています。
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